以下は、明光商会(Meikoshokai)のシュレッダー機種 ID-231SR に関するの詳細説明です。
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概要
• ID-231SR は、明光商会「IDシリーズ」に属するオフィス/業務用シュレッダー機です。
• 用途は主に「紙の裁断」で、オフィス文書や紙媒体の個人情報を細断するために使われます。
• なお、この機種は既に「販売終了」とされており、新品での入手は困難である、という情報もあります。
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主な仕様
項目 内容
細断方式 ストレートカット + スパイラルカット(クロスカットに類する)
細断サイズ(寸法) 約 3 × 10 mm
細断形状 細かく裁断され、機密性を確保できる細断方式 [oai_citation:5‡オフィスシュレッダー国内シェアNo.1
最大裁断枚数(手差し時) 約 22 枚/回(A4 PPC紙、50Hz/60Hz時)
定格裁断枚数 約 14 枚/回(A4 PPC紙、50Hz/60Hz時)
投入幅(紙を入れられる幅) 約 310 mm(A3 用紙対応の幅)
廃紙ボックス容量 約 47 L
消費電力 670 W(データによっては 480 W の表記も)
電源 100 V(家庭用・オフィス用電源)
本体サイズ 幅 約 700 mm × 奥行 約 300 mm × 高さ 約 710 mm
質量(重量) 約 69 kg
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主な機能/安全機能
ID-231SR はただの紙裁断機ではなく、以下のような操作性・安全性を考慮した機能を備えています。
• オートスタート — 紙を投入すると自動でカッターが回転し、裁断を開始。手動でスイッチを押す必要がないので作業がスムーズ。
• オートリバース — 裁断能力を超える量の紙を入れてしまったとき、自動で逆回転し詰まり防止。
• オートカット — モーター温度が上がり過ぎた場合、自動的に電源オフ。長時間使用や過負荷から機械を守る。
• オーバーフローストップ — 廃紙ボックスが満杯になると自動停止。ゴミ溜まりでのトラブルを防止。
• 扉スイッチ — 扉(シュレッダー本体の扉)を開けると自動運転停止、安全対策。
これらの機能により、オフィスや業務環境での安全性・利便性が考慮された設計となっています。
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注意点・現状
• ID-231SR は現在「販売終了」モデルに指定されており、メーカーによる正規の新品供給および部品供給は終了しているようです。
• そのため、入手する場合は中古市場やリユース品を探すことになります。ただし、中古品では「状態(傷・スレ・劣化など)」が様々なので、購入時は動作確認や状態チェックが重要です。
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まとめ
ID-231SR は、かつて明光商会が提供していたオフィス向けの本格シュレッダー機。クロスカットに近いストレート+スパイラル裁断で高い機密性を確保し、22枚の一括裁断や A3 用紙対応など、オフィス文書の大量処理にも対応するパワフルなモデルです。一方で、現在は販売終了・部品供給終了となっており、新規導入は難しいため、中古での入手が現実的となります。
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